筋膜とは、骨をも包む「第2の骨格」や「ボディスーツ」などと言われており、筋肉をはじめ、臓器など体を構成する要素をすべて包んでいる膜のことです。
凝りやすい首や肩の部分は様々な大きさの筋肉が重なり合っており、その一つ一つの筋肉が筋膜で覆われていてまるで地層のようになっています。
筋肉を覆っている筋膜が固くなると、筋肉も固くなり、さらに筋膜同士で癒着してしまうことも。
筋膜の拘縮(筋膜が捻れ縮む事)や癒着は、身体全身へと影響を及ぼすほど、身体にとって重要な組織なのです。
筋膜リリースで、脳が忘れてしまった身体の使い方を思い出してもらいます。
例えば、自転車を10年ぶりに乗ることとなったらどうなるでしょうか。
乗り方を忘れてしまっているので、上手く乗れない方が多いと思います。しかし身体は覚えているもので、コツさえ思い出せば昔のように乗れるようになります。
筋膜リリースでは脳が記憶してしまっている「乗れない」を取り除き、「乗れる」を思い出してもらいます。
「筋膜リリース」は、筋膜と筋肉の癒着を取り剥がし、「筋膜(身体)」を「リリース(開放)」していきます。